AIガバナンスに関するガイドラインおよび提言が発表されました
株式会社SoW Insight代表 中条 薫がメンバーとして活動している3つの機関から、AIガバナンスに関するガイドラインや提言が発表されましたので、お知らせします。
♠『企業活動にAI倫理を導入していく上での注意点と提言 〜リスクベース・アプローチを踏まえた検討〜』 (2021年8月31日)
一般社団法人AIビジネス推進コンソーシアム AI×倫理WG
※代表 中条 薫は、AIビジネス推進コンソーシアムの理事(副会長)および AI×倫理WGメンバーとして活動しています
https://ledge.ai/aibpc-ai-ethics/
♠『AIガバナンス・エコシステム―産業構造を考慮に入れたAIの信頼性確保に向けて―』(2021年7月21日)
一般社団法人 日本ディープラーニング協会 研究会 : AIガバナンスとその評価
※代表 中条 薫は、日本ディープラーニング協会 AIガバナンスとその評価研究会の研究員として活動しています
https://www.jdla.org/wp-content/uploads/2021/08/jdlasg2001_report.pdf
♠『AI原則実践のためのガバナンス・ガイドライン ver. 1.0』(2021年7月9日)
経済産業省 AI原則の実践の在り方に関する検討会
※代表 中条 薫は、経済産業省 AI原則の実践の在り方に関する検討会の委員として活動しています
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/ai_shakai_jisso/2021070902_report.html
なお、本ガイドラインは、2021年9月15日(水)まで意見を募集しています。
AIの社会実装が進むにつれて、各国の政府や機関で、AIを活用する際に必要となる『AI倫理』 や 『AIガバナンス』 に関する議論が加速しています。
そのような中、今年2021 年 4 月には、欧州委員会から AI 技術全般の供給と利用を包括的に法律で規制する案が出され、賛否両論含め更に議論が活発化しています。
『AI 倫理』 や 『AI ガバナンス』 に対する企業の取り組みに関しては、欧米では既に機関投資家の関心が高まりつつあり、企業への問い合わせが開始されています。持続的な企業価値向上に向けて多くの企業で ESG 経営が強化されつつありますが、 AI 倫理やAIガバナンスをESGの枠組みで捉え、対応を進めていくことが企業に求められていくのではないでしょうか。
kaoru.chujo@sowinsight.com (中条 薫)