4期目の今年は、「花婚式」の年
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年12月に株式会社SoW Insightを起業し、早くも4期目に突入しました。
昨年も、多くの方々との出会いとつながりに、たくさん感謝をさせていただきました。
昨年、当社が関わらせて頂いた領域の2つの柱は、DE&IとAI。
DE&I推進は、日本社会全体の大きな課題であるとともに、多くの企業様にとって喫緊の経営課題でもあります。中でも日本におけるDE&Iの一丁目一番地である女性のエンパワーメント。その加速に向けては、経営者、現場の管理職層、そして、女性自身の三視点から並行してマインド変革を進めていくことが鍵になります。昨年は、まさに三方面からDE&Iの推進に関わらせて頂けたことを大変嬉しく感じています。
勿論、DE&Iのゴールは、女性に限らず全ての一人ひとりが、自分らしく活躍できる社会の実現です。昨年の1月に「しなやかな心とキャリアの育み方」という書籍を上梓したことも一つのきかっけになり、アンコンシャス・バイアスへの取り組みやエンゲージメント向上という観点からもDE&I推進に関わらせていただきました。
当社では、神経心理学の知見を取り入れたDE&Iの推進を大切にしていますので、今年もその考え方を軸に貢献をさせていただきたいと思っております。
そして、生成AIが身近になった昨年は、人とAIが協調して生きる社会が本格的にスタートした年とも言えるでしょう。当社でも、経済産業省のAI事業者ガイドライン検討会や日本経済新聞社の生成AIコンソーシアムのメンバーとして、AIガバナンスに関わらせていただきました。
私は、これからの人とAIが協調して生きる時代では、AIに対するリテラシーと人ならではの価値を向上させる取り組みの両面が益々重要になると考えています。後者は、まさに、Sense of Wonderを軸とした、感性と美意識と好奇心を育むことに他なりません。DE&IとAIと共生する時代に人として幸せに生きるための取り組みの重なりであるSense of Wonderを基軸にして、今年もAIに向き合っていきたいと思っております。
ところで、皆さんは、4年目の結婚記念日の事をご存じでしょうか?
結婚4年目は夫婦の絆が芽を出し花が咲く時期であることから、地に根を張り、花が咲き、実がなるように、家族に幸せが訪れるということを願う「花婚式」の年だそうです。
4期目の株式会社SoW Insightは、結婚記念日で言えば、「花婚式」を行う年にあたります。
今年もまた多くの方々と繋がり、新たなチャレンジを共にさせて頂き、感謝とわくわくを一杯創りながら一歩一歩を楽しんでいきたいと思っております。
今回の写真は、私が住んでいる三浦半島の西海岸から撮影した写真です。
2024年1月1日の 初日の出と同じ時刻の紅富士 です。
同じ太陽の光でも、東の日の出の方向はオレンジ色に、西の富士山の方向は紅にと異なった色に空を染めてくれます。本当に自然の神秘には心を揺さぶられます!
kaoru.chujo@sowinsight.com (中条 薫)