「DX時代の “The Sense of Wonder”」 を寄稿しました
株式会社SoW Insightの社名は、環境問題に大きな貢献をした米国の生物学者レイチェル・カーソン氏がこの世に残した最後の著書 『The Sense of Wonder』 を由来にしています。
この度、AI教育に関する協力をしている学校法人中央情報学園からの依頼で、オンライン誌 『AIデジタル研究 第6号』 に 「DX時代の “The Sense of Wonder”」を寄稿しました。
『The Sense of Wonder』原本の扉には、編集者の短いコメントが記されています。
< レイチェル・カーソンは、この『センス・オブ・ワンダー』をさらにふくらませたいと考えていた。しかし、それを成し遂げる前に、彼女の生命の灯は燃え尽きてしまった。>
昨年来のCOVID-19の影響もあり、今、世の中が物凄いスピードで変化しています。そして、地球上のすべての人々がかつてない環境問題に直面しています。一方で、人生100年のDX時代、私達はAIと協調して生きる新たな時代に大きく変化しつつあります。
このような時代だからこそ、私は、子どもたちだけではなく、全ての大人が、レイチェル・カーソンが最期に残したこのメッセージを改めて受け止め、私たち自身でふくらませていくことが必要だと感じています。「DX時代の “The Sense of Wonder”」では、DX時代に必要な下記の3つの観点で、この「The Sense of Wonder=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を私なりに膨らませてみました。
情報があふれるデジタル時代に「自然を感じる」ことの意味
人の心を惹きつける「美意識」
「好奇心」が気づきを生み、「自分らしさ」という軸を創る
『AIデジタル研究 第6号』全体は、下記の中央情報専門学校のサイトで公開されています。ご興味のある方は、アクセスしてみてください。
https://www.ccmc.ac.jp/wp-content/themes/ccmc/pdf/AIDigital06.pdf
『AIデジタル研究 第6号』全体の内容:
・本誌の目指すコミュニティ&AIデジタル化の動向 [研究所長 堀切達也]
・DXのための「A/D変換」・「D/A変換」 [AI教育推進室長 工学博士 丸山文宏]
・ディープニューラルネットワーク確立への道筋と最新脳科学からAIを紐解く [研究員 西村俊郎]
・DX化とAIに関する一考察 [研究員 田邉康雄]
・DX時代の〝The Sense of Wonder″ [株式会社 SoW Insight 代表取締役社長 中条薫]
・書評 AIの雑談力 [研究員 岡本俊一]
kaoru.chujo@sowinsight.com (中条 薫)