コンソーシアム設立時から理事(副会長)をさせて頂いている、一般社団法人 AIビジネス推進コンソーシアムで、IT人材育成に向けた新たな取り組みをスタートしました。

AIビジネス推進コンソーシアムでは、人材育成、倫理やガバナンスなど、AIを利活用する上で共通的に課題となる領域を取り上げ、会員企業の有志メンバーでワーキンググループを通じて知見を整理し、企業や社会に共有する活動を行っています。人材育成には、AIに関わる知識だけでなく、社会課題に気づき、AIを利活用して課題解決をする実践スキルの習得が重要です。今回の講義は、PBL（Project Based Learning）形式でAIに関する基礎知識の習得とDL（Deep Learning）を使った実践を組み合わせた講座となっています。

今回の特別講義は、クラーク記念国際高等学校(本校：北海道深川市、校長：三浦雄一郎)で2021年度より新たに開校された「CLARK NEXT Tokyo」に通う高校生に向けて、5月24日から6月28日の期間で実施しています。

CLARK NEXT Tokyoにて高校生に向けた特別講義を開始 – 一般社団法人 AIビジネス推進コンソーシアム (aibpc.org)

中条は、「AI・データに関わる仕事」と「地域課題をAIで解決しよう」の講義に対応させていただきます。

5月24日に実施した「AI・データに関わる仕事」の中では、IT人材として活躍するために必要な＋３つの力として、「教養」「想像力」「共感力」についてお話させていただきました。講義は、高校生に近い世代の大学生や若手社員とのパネルディスカッションがメインで進められましたが、活躍している若手エンジニアからも「想像力」が最も重要！という意見が出され、世代を超えたシンクロでした。

kaoru.chujo@sowinsight.com （中条 薫）